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勉強中の女性

資格をキャリアアップに生かすにはどうする?具体的な事例を紹介

キャリアデザイン

仕事に役立つ資格は多種多様ですが、キャリアアップに生きる資格にはどのようなものがあるのでしょうか。
この記事では、資格とキャリアアップの関係性と、キャリアアップに向けた資格の選び方、各職種で有効な資格の事例をご紹介します。資格取得に向けて費やす学習時間を無駄にしないためにも、ぜひ参考にしてみてください。


資格とキャリアアップに関係はある?

自己のスキルアップやキャリアアップを目的として、資格取得に励む人はたくさんいます。
しかし、資格さえ持っていればキャリアアップできるというわけではありません。
自身が望むキャリアに適した資格を取得しなければ、キャリアアップに繋がらない可能性が高いでしょう。

資格を取得するには、決して安くないお金と学習時間が必要です。

その程度は資格の種類によってさまざまですが、難易度の高いものほど合格までにかける時間は長くなります。また、合格の要件に講習受講(単位)や実習が含まれるものも少なくありません。
さらに社会人になってから資格取得に挑戦するのであれば、毎日の仕事をこなしながら学習時間を捻出する必要もあり、時間的にも金銭的にも一定の覚悟が必要です。

このように資格を取得することは、決して楽なことではありませんがメリットも多くあります。
学習した知識が役立つことはもちろんですが、習得のために学習計画を立て、時間をうまくマネジメントしたという事実は、取得した資格の知識やスキルとともに評価されることがあります。
学びを継続し能力を磨いていく意欲や姿勢も、採用時や社内での抜てきの際、高評価につながる場合があるでしょう。


望むキャリアによって取得すべき資格は変わる

世の中には数え切れないほどの資格試験がありますが、望むキャリアによって取得すべき資格は変わります。どの資格でもキャリアアップに役立つわけではありません。 キャリアの積み木

自分の望むキャリアに適した資格

資格の取得を目指す際は、自分が希望する仕事に関連のある資格の取得を目指しましょう。前述したようにまったく関係のない資格を取得しても、自分のキャリア上では生かすことが難しいからです。
仕事によっては、特定の資格(免許)を取得していなければ従事できないものもありますので、よく調べたうえで取得する資格を選ぶとよいでしょう。

資格は、仕事に役立ててこそ成果や活躍の機会を広げられるものです。活用次第では、会社や周りからの高評価につながり、キャリアアップができる可能性を高められるかもしれません。
学習に費やすことのできる時間は限られています。キャリアに資格を生かしたいのであれば、自分の望むキャリアに適した資格を見極めたうえで、学習しましょう。

自分のレベルや希望ポジションも考慮する

同じ業界や職種に深く関係している資格であっても、初心者を対象とした資格と上級者を対象とした資格がある場合があります。
知識や経験がすでに上級者のレベルに達している人が、初心者を対象とした資格の学習に取り組んでも、得られるものは少ないでしょう。
同様に、初心者が一足飛びに上級レベルの資格に挑戦しても学習効率は悪く、挫折する可能性は高まります。資格の取得を目指す際は、自身のレベルに合った資格を選ぶことが重要です。

また、マネジメントする立場に回りたいのか、現場のスペシャリストとして活躍したいのかによっても最適な資格は異なります。マネージャーとプレーヤーでは求められるスキルや能力が違ってくるため、学ぶべき内容や範囲が異なってくるのです。

自分の将来のキャリアや経験年数を考えた上で、取得する資格を精査し、学習していくことも大切になってくるでしょう。


【職業別】キャリアアップに生かせる資格

キャリアアップに生かせる資格を職種別にピックアップしました。
国家資格には■印、管理職に関連する資格には★印を付けています。
面接を受ける女性

【IT系】

情報処理安全確保支援士(■)
プロジェクトマネージャ(■★)
ITストラテジスト(■★)

【クリエイティブ系】

アドビ認定エキスパート(ACE)
Webクリエイター能力認定試験
ウェブデザイン技能検定(■)

【技術系】

危険物取扱者(■)
労働安全コンサルタント(■)
CAD利用技術者試験

【人事・総務系】

キャリアコンサルティング技能検定試験(■)
社会保険労務士(■★)
衛生管理者(■★)

【保険系】

ファイナンシャルプランナー(■)
生命保険外交員
アクチュアリー

【不動産系】

宅地建物取引士(■)
管理業務主任者(■)
不動産鑑定士(■)

【金融系】

中小企業診断士(■)
証券アナリスト
証券外務員

【経理系】

日商簿記2級
IFRS検定(国際会計基準検定)
BATIC(国際会計検定)
会計ファイナンシャル検定(★)

【建築系】

インテリアコーディネーター
建築士(二級、一級)(■)
建築施工管理技士(■)

【介護系】

介護福祉士(■)
ケアマネージャー
理学療法士(■)
作業療法士(■)


おわりに

資格を取得していてもキャリアアップできるとは限りません。しかしながら、資格を取得するまでの努力や計画性、意欲や姿勢はキャリアアップに役立つ場合もあります。ぜひ、自分のなりたい姿(仕事)に関連する資格を選択し、知識を深め、実践で学習したことを生かしましょう。資格によっては、取得までに数年を必要とする資格もあるので、まずは自分の将来のビジョンを明確にすることをおすすめします。

今は、企業や個人が置かれる環境が刻一刻と変化する時代です。学習と実践を繰り返して熟成させた能力やスキルがいつどのような形で役に立つかは未知数でもあります。ビジョンに沿うチャンスが巡ってきたときに自信を持って手を上げられるよう、資格取得で終わらせずに学習と実践を積み重ねていきましょう。